わたしの知らないパステルの意外な使い方
こんにちは。たまるもです(*'ω'*)
普段わたしが愛用しているヌーベルカレーパステル。小学校のマンガクラブの頃から愛用しているお気に入りのブランドです。
マンガクラブ、楽しかった~(*´▽`*)
マンガクラブではイラストやマンガを描いたり、カラーに挑戦したりするクラブで、パステルはわたしのイチバンの相棒でした。カッターで削って粉にして、ティッシュや指で紙にこすりつけて着色するのが面白くて、こればっかり使っていた記憶があります。部員たちからも大人気!イエーイ!(^^)!
昔のことを思い出すと自然と笑みがこぼれます(*'ω'*)ムフフ
その後も中学校の美術部時代によく使っていました。作業していて楽しいので、きっと自分に合った画材なんでしょう。
ところで先日、通販サイトでヌーベルカレーパステルの使い方を目にする機会がありまして、ちゃんと読んでみました。
1 細い線を引くには角を使う。
2 面塗りはパステルを折って横倒しにし、ボディで塗る。
3 跡を残さず塗る場合はパステルを粉末にしてから塗り込む。
4 緻密な表現はパステルを粉末にして水に溶かし、筆で描き込む。
(Amazonより抜粋、要約)
1.2.3番はわかるとして、4番目。
「粉末にして水に溶かし、筆で描き込む」
え、これ水に溶けるの?
・・・・
・・・・。
な ん で す っ て ?
ぜんぜん知らなかったよー(◎_◎;) みなさん、知ってました?
わたし、そんなことも知らずにウン十年も得意顔して使っていたのが恥ずかしい(/ω\)というか、水に溶けそうに見えないので、「溶かして描き込む」とか言われてもイマイチ信じられません!
・・・実験あるのみです(; ・`д・´)
パステル実験スタート
次の写真のように粉末にして、スポイトで水をオン!筆で混ぜると・・・なんと色水ができました。これは「溶けた」と言えるのか・・・?
余談ですが、粉末に水を落とすとき、勢いがあると粉がブワっと吹き飛びます。実験中、何度かやらかしました(;^ω^)
さてそれでは、できた色水をスケッチブックに塗ってみましょう。
すごい!絵の具っぽい(´゚д゚`)
これはちょっと意外です。てっきり、粉と水に分離して終わりかと思っといたので、嬉しい発見です。
いまさらですが公式の使い方を疑うなんて失礼でしたね(;^ω^)
いろいろな塗り方を試してみる
↑の通りになりました。走り書きのメモの写真で申し訳ないのですが、どんなふうに使っても、一応は水に溶ける感じになりました。それぞれタッチに特徴があるので、ケースバイケースで使い分けられれば良さそうですね。
ただし!広い面積は苦手な模様・・・
この手法ではがきサイズの水彩紙にイラストを描いてみました。すると広く塗った面にザラザラした見た目が・・・
よく見ると、粉末が水彩紙のデコボコに引っかかってる(?)。砂浜とか川の中州っぽい(;^ω^)
でもお花の模様の方は自然な感じ。そこは粉っぽさが気にならないので、公式の説明通り、「緻密」なところに向いた手法なのでしょうね。
じゃあ、残念ながら広い面積はあきらめますか・・・
・・・とはいかないのです( `ー´)ノ まだあきらめません!
先の実験で使ったのは目の粗い水彩紙だったので、それでデコボコが目立ってしまったのかも。ならば細目だったらザラザラしないのでは?
・・・やってみましょう(^^♪
A4サイズに描いてみた
というわけで作品の完成です。ででーん!
(ヴィファールA4細目。ホワイトはガッシュの白を使用。)
タイトルはズバリ「宇宙」です( ・´ー・`) ←ドヤ顔
・・・すみません、笑い飛ばしてください(;^ω^) 出来栄えはともかく結果からいうと、やはり広い面を塗るには向いていないと思います。写真だとわかりにくいですが、かなり粉っぽい(砂っぽい?)感じです。
↓アップにするとより分かりやすいです。
縦に何本か短い筋が見えるでしょう?実はこれ、たらしこみ技法の跡です。色水をたらーっと落として、乾く前に紙を上下左右に動かして色水を移動させた跡が残っちゃったものなんです。面白いテクスチャにも見えるけど、汚くも見える・・・このやり方だと使いどころが難しいかもしれませんね(+o+)
というわけで、紙質を問わず、難しい手法だというのがお判りいただけましたでしょうか。パステルの粉末は水に溶けることは溶けるけれども、ちょっとだけ粒子は残っちゃうかも、という点に注意です。
いっぽう、細かいところはうまくいくのでお試しあれ(*'ω'*)
今回は塗り絵のお話ではありませんでしたが、最後まで見ていただきありがとうございました。
また次回も見に来てください(*'ω'*)