【大人のぬり絵】 ケンティフォリアを塗るpart3
こんにちは。
今日もケンティフォリアの続きです。
枝の部分を中心に紹介しますね。
ちなみに前回はここまででした。
ここからスタートです。
まずはつぼみから
つぼみと周りの小さな葉を塗ります。
先に塗った大きな葉と同じ色を選びました。
ベースをシルバー
メインがピーコックブルー
なじませ役でカラーレスブレンダーペンシルを使用しています。
つぼみも同様です。
シルバーの前にブルーセレストを塗っています。
ところどころ色を足し、なじませる。
この繰り返しです。
つぼみ部分は完成です。
この調子で、次は枝を塗りましょう。
枝の色は・・・たくさん!
見本の枝の色をよく見てください。ふしぎな色でしょう?
一言で言い表せないですよね。
こういうときは、薄い色から塗って少しずつ様子を見るのがいいと思います。
ちょっぴりくすんだニュアンスがほしかったので、シルバーをベースに塗りました。
・・・で、作業中に気づきましたが、
なんと見本には枝があるのにぬり絵には描かれていないΣ(・□・;)
まるで間違い探し(;^ω^)
おそらく、何か理由があるのでしょう。あまり気にせず作業に戻ります。
模写が目的なので、とりあえず手書きで枝を描き足します。
使用しているのは普通のHBの鉛筆です。
細かい部分にもベースにシルバーを入れています。
さらにその上にはブラウン、ブラックを使用。
肝心のいちばん太い枝ですが、若干くすんだ薄い緑色を表現するために、色を重ねることにしました。
まずはブルーセレスト
その上にライトイエローを乗せて緑に近づけます。
(使用指定している色鉛筆セットの緑系に近いものがなかったので、混色して近い色を作りました。)
色の濃い部分にも同じようにします。
プルシャンブルーの上にライトイエローを重ねます。
そして時どき黒を挿す、という流れです。
多少手間はかかりますが、いい風合いになりました。
この調子で下の方も塗っていきます。
たくさんの色を重ねているので、カラーレスブレンダーペンシルが大活躍しています。
いいですね。
今日はここまで
枝を塗り終えました。
なかなかいい調子です。
どうしても細い線で描かなくてはいけないので、色鉛筆は先をとがらせておいた方が作業しやすいです。
わたしの使っている鉛筆削り(100均)は先端がまるまってしまうので、自分でカッターナイフで削っています。
先端だけをチョコチョコ削るので、割と長持ちしています( ^ω^ )
色鉛筆を大事に使いたい方におススメです。
それでは続きはまた次回。
おそらくケンティフォリアは次回がラストになりそうです。
またぜひよろしくお願いします。
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【大人のぬり絵】 ケンティフォリアを塗るpart2
こんにちは。
引き続き、【大人のぬり絵 四季を彩る花の名作集】より、ケンティフォリアを塗っていきましょう。
前回はメインの花まで完成しましたね。
今日は大きな葉の部分のメイキングをご紹介します。
それではスタートです。
見本をよく見て使用する色を選ぶ
ケンティフォリアの葉は部分的に青味が強いようですね。
さらに灰色のような緑もあります。
ちょっと変わった色ですよね。
色鉛筆セットにピーコックブルーという色があるのですが、これをメインに重ね塗りして見本に近づけるようにしましょう。
↑ピーコックブルー↑
左上の葉から塗る
まずはベースカラーを塗るところから。
使用した色は順にブルーセレスト、ウイローグリーン、ピーコックブルーです。
さらにグリーン、シルバーを重ねています。
(シルバーという名前ですが、きれいなグレーです。優しいグレーのニュアンスがほしかったので使用してみました。)
シルバーの後にカラーレスブレンダーペンシルでなじませていきます。
↑葉脈に沿ってちょっと塗り残しています。
ライトイエローを重ねているのは、青味が少し強かったからです。
青がやわらいで緑に近づきましたね。
葉の色全体が落ち着いたところを見計らって、影にブラックを入れます。
そろそろ立体感が出てきました。
さらにピーコックブルーでなじませます。
次のコマは、紙の向きをクルリと変えて作業しています。
最後はやはり、カラーレスブレンダーペンシルを使いました。
たくさん重ね塗りして、やっと葉っぱ1枚完成しました。
葉っぱが1枚だけぽっかり浮かんでるみたいでなんだかおもしろいですね(*´ω`*)
ひたすら葉を塗る
今の要領ですべての葉を塗ります。
同じとはいえ、それぞれ角度も違います。見本と照らし合わせながら丁寧に塗り進めましょう。
あせらず1枚ずつ丁寧に・・・
今日はここまで
だんだんボタニカルアートらしくなってきたのではないでしょうか。
だいぶ時間はかかってしまいましたが・・・・・・・・・
実は葉っぱだけで3日ほど要しました(;^ω^)
かなりゆっくりな作業でしたので。
ボサノバやジャズを聴きながらの優雅な時間を過ごしました。
皆さんはぬり絵タイムに音楽を聴きますか?
わたしは気分に合わせて、ユーチューブで作業用BGMを選んでいます。
まったり、自分ワールドに浸りながらのシアワセタイムです(*´ω`*)
それではまた次回も、よろしくお願いします。
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【大人のぬり絵】 ケンティフォリアを塗るpart1
こんにちは。
【大人のぬり絵 四季を彩る花の名作集】より、ケンティフォリアというバラを塗っていきます。
お手本を塗り絵の隣に置き、なるべくお手本のとおりの色使いで塗れるよう、努力します。
使用する色鉛筆は愛用の三菱の色鉛筆です。
では、早速取りかかりましょう。
つぼみを塗る
左上のつぼみから塗ることにしました。
ベースカラーはジョンブリアン
さらにコーラルレッド
影の部分にはブラックを使用しています。
花びらの影はラベンダー
その上にストーングレーを重ね、
シルバーでなじませています。
左上のつぼみ完成です。
同じ要領でほかのつぼみも塗りましょう。
使用した色は左上のつぼみとほぼ同じです。
見本と見比べ塗り進めましょう。
こちらのつぼみも完成です。
大きな花を塗る
メインの花の難しい部分は、色の使い分けです。
花の内側は黄味のピンク、外側は青味のピンクになっているようです。
しかも、青味のピンクはうっすら色づく程度に加減する必要があります。
見本に近づけるためには見逃せないポイントですね。
それでは内側から塗りはじめましょう。
黄味がかったピンクをチョイスします。
ベースカラーはジョンブリアン。その上にコーラルレッドとローズ。
影はセピアです。
内側を塗り終えたので外側へ。
ベースカラーはジョンブリアンをうっすらと。
影にはライラック、シルバーを重ね、仕上げにカラーレスブレンダーペンシルでなじませました。
今回はここまで
よく見ると右上の小さなつぼみを塗り忘れていたので、次回までに忘れず塗っておきます(;^ω^)手順はほかのつぼみと一緒にしますので。
ところで、このケンティフォリアってご存知ですか。
それはもうボリューミーなバラです。
おそらくこの画像はケンティフォリアで合っていると思いますが、自信がないので、あくまでもご参考程度に(*_*)
たわわな花びら、うっとりします。
それでは、次回も続きを塗っていきます。
またお付き合いいただけたら嬉しいです。
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ぬり絵の技術向上に向けて
こんにちは。
先日、帰省してきた弟にわたしのぬり絵とブログを見てもらいました。
弟はアート系の専門学校を出ており、知識はそこそこあるはずなので技術的なアドバイスをもらおうと思ったんです。
でも弟曰く、色鉛筆やパステルはほとんど使ったことがないそうで、少し戸惑った様子でした。
学校時代はパソコンのソフトでササっと描いてしまうのが主だったようです。
でも、そんな弟からひとこと。
「どんなジャンルにも一貫していえるのは、画力を上げたいなら模写することだよ」
※模写(もしゃ、英: reproduction, reproduce)とは、美術において、他者の作品を忠実に再現し、あるいはその作風を写し取ることでその作者の意図を体感・理解する為の手段、方法。またその行為によって生み出されたもの。
(ウィキペディアより一部抜粋)
そういうことなら話は簡単です。
上手な見本のついているぬり絵本を使えばいいのです。
わたしが持っているぬり絵本の中で、見本がついているものといえば、【大人のぬり絵 四季を彩る花の名作集】。
挑戦するのは表紙にも描かれているピンクのケンティフォリア。バラの一種のようです。
葉が多くて大変そうですね(;^ω^)
花びらもボリューミー。
それでは、詳しいメイキングは次回からにします。
ぜひよろしくお願いします。
ぬり絵の参考に【超リアル色鉛筆入門】
こんにちは。
わたしが普段参考にしている書籍のお話です。
【林亮太の超リアル色鉛筆入門】という本です。
タイトルの通り、とてもリアルな描写についての説明が丁寧に紹介されています。
表紙の絵も、写真なのか絵なのかわからないほどリアルですよね。
この質感です。バナナも柿もグラスも、すべて色鉛筆で描かれたものです。
驚いてしまいますよね。
本の中で使用している色鉛筆はサンフォード社のカリスマカラー。
わたしもサンフォード社製のプリズマカラー150色を使用するのでとても参考になります。
とはいえ、技法の紹介に使用しているのはたったの12色。
12色で表紙のリアルな絵を描いてしまうのだからこれまた驚きです。
とても同じようには・・・と言いつつも、熱心に熟読しています(;^ω^)
いつかこんな風に描ける日がくるといいな。
↓裏表紙↓
本の中には技法の説明と、ギャラリーがたくさん載せられています。
わたしはこの、まるで写真のようなギャラリー達を眺めるのがとても好きで、毎日ページを開いては「はぁ~」と感嘆のため息をついています。
厳密にいうと塗り絵のための本ではないのですが、写実的に描くためのコツは通じる部分があると思います。
いままで読んできた色鉛筆の参考書籍の中では、これがいちばんのお気に入りです。
価格:1,836円 |
【世界のSweets&Dishes ぬり絵BOOK】を塗る 夏のスイーツ5
こんにちは。
世界のSweets&Dishes ぬり絵BOOKの仕上げに取り掛かります。
前回はここまででしたね。
メインのスイーツは塗り終えましたので、背景を塗っていきます。
枠を塗る
背景は少しタッチを変えて塗ってみたいと思います。
色鉛筆の芯をカッターで削って、綿棒や指で塗る方法を試してみます。
やわらかな雰囲気になりますよ。
カスが出てしまうのが難点ですが・・・
払うときは丁寧に。
この要領で全体を塗っていきます。
(同じような工程なので作業の様子はちょっぴり省略いたします・・・)
枠が塗り終わりました。
もうちょっと鮮やかにすればよかったかもしれません(;´Д`A ```
空・海・砂浜
ピンチヒッターとしてパステルを使用します。
パステル、使ったことはありますか?
直接紙面にこすりつけて塗ることもできますが、今日は先ほどの色鉛筆同様、削って使っていきます。
良いパステルはカスが残りにくく、優しい雰囲気はそのままに発色が良いのが特徴です。
価格:2,240円 |
空、海、砂浜などの広い範囲を塗るのに最適です。
仕上げ
いよいよ仕上げです。
この段階ではホワイトを入れたり、自分流に描き足したりします。
まずはホワイトから。
白いボールペンがあると便利です。
白いボールペンなら好みのものを使用してOKですが、中にはあまり発色しないものもあるので気を付けて選びましょう。
おすすめはゲルインクタイプ。
使用したのはシグノ太字UM-153 1.0㎜ホワイトです。
三菱鉛筆 ゲルインクボールペン ユニボール シグノ Signo 太字 UM-153 1.0mm ホワイト 価格:145円 |
次はクリームソーダの泡を足して強炭酸っぽくしてみます。
使用したのは普通のHBの鉛筆です。
それから、最後にもう一度ホワイトを加えたいところに入れていきます。
ビーチボールに光沢を出してみました。
いよいよ完成
カラフルに仕上がりました。夏らしいあざやかさ、表現できたと思います。
全体を通してみて、難しかったのはアイスキャンディとかき氷でしょうか。この二品は光の当たり方、透け具合の表現はかなり難しいかもしれません。
もう一度やってみたとして上手に塗れる自信はあまりないので、もう少し色鉛筆の練習は必要かもしれませんね。
このブログを通して、技術アップができたらいいなと願うばかりです。
それでは今日はここまで。
次回から挑戦する塗り絵にもぜひ、おつきあいください。
ありがとうございました。
↓使用したぬり絵 世界のSweets&Dishes ぬり絵BOOK
世界のSweets & Dishes ぬり絵BOOK [ 西脇エリ ] 価格:1,296円 |
「食べ物を塗るのは難しい・・・」
そう思っていましたが、おしゃれなイラストで描かれている世界に癒されるぬり絵本です。
思い切った色使いでチャレンジしてみてほしい一冊です。
↓使用した色鉛筆 三菱鉛筆
価格:2,700円 |
愛用の三菱の色鉛筆です。
36色は大人の塗り絵にちょうどいいと思います。
扱いやすいのでお勧めです。
【世界のSweets&Dishes ぬり絵BOOK】を塗る 夏のスイーツ4
こんにちは。
前回に引き続き、【世界のSweets&Dishes ぬり絵BOOK】のメイキングのご紹介です。
今日は右下のミニパフェを塗ります。
イメージはベリーのレアチーズパフェ
光の当たる位置はクリームソーダと同じ場所にします。
パフェの中身は全体的に赤やピンクのイメージで塗りたいと思います。
それではベースカラーから塗りましょう。
ジョンブリアン、ライトフレッシュ、バーミリオンを使用します。
続いてイチゴムースにはコーラルレッド、
レアチーズにはレモンとオーカーを重ねます。
1層目と同じようにイチゴムースを塗っていきます。
続いて一番下の層、イチゴソースを塗ります。
ここには思い切って暗めの赤をどんどん乗せてみましょう。
クリムソンレッド、マゼンタ、フューシャパープルを使用しています。
次はパフェの上に載っている部分に取り掛かりましょう。
まずはラズベリーから。
光の当たる位置を白く残していますが、全体を塗った後にホワイトを入れる方法でも良いでしょう。
使用カラーはバーミリオン、クリムソンレッド、ブラックです。
ラズベリーを塗り終えたところでグラスを塗りましたが、グラスは内容物の色が映り込むことがあるので、グラスを塗るのはなるべく中身を塗った後の方が塗りやすいかもしれませんね。
シルバーを使用しています。
(;'∀')後ろのクリームソーダのグラスの色が濃すぎたので、パフェのグラスは慎重に作業しています。
それではパフェの上の部分に戻りましょう。
丸いクリームとホイップが乗っていますね。せっかくなので、違う味のクリームにしたいと思います。
まずは丸いクリームから。
こちらはチーズ風味のイメージです。
ライトフレッシュ、オーカー、ココアを重ね塗りです。
続いて上のホイップはオーソドックスな真っ白なクリームにしたいと思います。
塗るのは影の部分だけにしました。
ライトフレッシュ、シルバーを使用しています。
白いものを描きわかるのは難しいですね。
表現しづらいときは、あえて実物よりも大げさに色をつけてしまう思い切りも必要です。
次はミントを塗りましょう。
ウイローグリーン、フォレストグリーンを使用しています。
もう少し明るい色でも良かったかもしれません。
続いてブルーベリー。
こちらも光の当たる場所に気を付けましょう。
ライラック、ダークバイオレット、ブラックを使用しています。
パフェ完成
それでは今日はここまでにしますね。
ところで、フルーツを塗る上で注意したいことがひとつ。
フルーツは生の状態と、スイーツなどに加工された状態では少し質感が異なるようです。
生のフルーツはさらりとした表面。対してスイーツのフルーツはツヤッとした印象です。シロップが使われてたりするんでしょうね。
色身もまたスイーツのフルーツの場合は深みのある色になったりするのでブラックを使うのがいいでしょう。
今回塗ったラズベリー、ブルーベリーがその対象ですね。
インターネットの画像検索が参考になると思います。
では、長くなってしまいましたがまた次回もよろしくお願いします。
今日もありがとうございました。
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