塗り絵のクオリティを上げたいならベビーオイルを使ってみて!
こんにちは。
これまで様々な塗り絵にチャレンジしてきましたが、近ごろはベビーオイルやホワイトボールペンを使うことが多くなりました。
ひと手間かけることで仕上がりにグッと差がつくからです。
今さらですが、仕上がりの違いを検証をしてみたいと思います。
使用したのは【絵画のように仕上がる美しいぬり絵】
(※こちらの塗り絵本は、本来は水彩色鉛筆用の解説が掲載されている本ですが、今回は油性色鉛筆で検証します。)
塗るのはゴールデンレトリバーのページ。
使用する色鉛筆はプリズマカラー150色セットです。
メイキングスタート
いつも通りにベースカラーから塗り始め、徐々に塗り足していきます。
口や目など、顔のパーツもキッチリ塗っていきます。
続いて毛の流れを描いていきます。
バックにも少し色を入れて、色鉛筆は終了。
本題:ベビーオイルを使う
使用するベビーオイルはごく一般的なものです。お値段もお手頃なので入手しやすいのがいいところ。
綿棒に少しずつとって、色を塗ったところにスッスッとなじませていきます。
だいぶなめらかな仕上がりになりました。
ホワイトボールペン
さらに仕上がりを良くさせたいのであれば、ホワイトボールペンが便利です。
ホワイトボールペンは、輪郭線をやんわりと打ち消してくれます。
絵にもよりますが、主線が強すぎたり太すぎる場合に使うと効果的です。
今回の絵は線が少し太くて悪目立ちしがちでしたので、ホワイトボールペンでなぞって色を薄くしてみました。
出来上がり!
左がビフォー、
右がアフターです。
(写真の明るさが若干違うのはご容赦ください<(_ _)>)
やはりベビーオイルとホワイトが入った方が、グググっとリアル感が増します。
色も鮮やかになるみたいですね。
色鉛筆のざらつきや筆跡が気になるようなら、やってみるのをお勧めします。
注意点
自分の失敗談をふくめ、注意点を挙げます。
ベビーオイルのシミ
なにも塗っていないところにベビーオイルを塗ると、シミになってしまうことがあります。
スナック菓子を食べた手で紙をさわると、指の跡がついてしまうアレと同じ仕組みです。仕上がりが汚くなってしまうので、なるべく避けたいですね。
解消法は、白い色鉛筆を塗っておくことです。
ベビーオイルを塗る前に、あらかじめ白を塗っておけばOK。ほとんどのシミはこれで防ぐことができました。
裏うつり
残念ながらベビーオイルは紙の裏にまでじゅわーっと浸みてしまいます。
本から切り離せる塗り絵なら問題ないのですが、裏面にも絵が描いてある塗り絵の場合は注意が必要です。裏のページの絵が台無しになってしまう可能性があります( ;∀;)
そういう場合、ベビーオイルは使用しない方がいいかもしれません。
それでも、どーーーーしてもベビーオイルを使いたい!という場合は、覚悟の上で使ってみるのもアリだと思います。わたしも2,3回ほどありますが、1度だけ成功しました。(裏うつりしませんでした。)
綿棒以外の道具
綿棒以外にも、筆を使う人もいるようです。
ただ、わたしの場合どうしてもうまくいかずに失敗ばかりなので、今は綿棒ひとすじです。
筆の場合、一度にすくう量が多いようで、加減が難しいところです。何度かとんでもないシミを作ったことがあります。
ティッシュでやってみようとしたこともありましたが、こちらも量の加減が分からずシミにしてしまったことがあります(´;ω;`)
以上で、今日の内容はおしまいです。
ベビーオイルはスキンケアにも使えるので、試しにひとつ持っていてもいいかもしれません。
ぜひお試しくださいませ(*'ω'*)